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基礎知識アプローチの考え方

アプローチの考え方

和風住宅では門をくぐり玄関へ着くまでアプローチで感じる庭や建物の表情が、その家の印象を大きく左右します。門を入ったところで景色がすべて見えてしまってはつまらないもの。歩く人の目線に合わせ、玄関に近づくにつれ、建物や庭の表情が変化していくように演出します。

このため、最短距離にとるのではなく、門と玄関 が真正面にこないようずらしたり、角違いに配置します。屈曲・L字・S字・雁行を織り交ぜ、石段で高低差を付け袖垣などで奥行き感を出し、樹木などで建物が見え隠れするよう配置します。