「行」「草」の床の間に数多くの飾りはかえって邪魔になります。草・木・土・紙など簡素な自然の素材で構成された床の間では、その床の間そのものの構成美とそこに飾られる書画・美術工芸品・四季折々の花によって空間が演出されます。その場合、飾るものはあくまでも閑静・上品・シンプルを旨としてポイントを絞るのが原則です。さらに、季節を感じさせる飾りつけがよいでしょう。床の間は主人のもてなしの気持ちが表現される場でもあります。
床の間の精神性
床の間の構え
床の間の種類
書院
床脇
床の間の材料
床の間の木割
床の間に使う木材