踏込床では畳と床地板が同じレベルであるのに対して、床地板を少し高くした床は蹴上床と呼ばれます。踏込床の一種ではありますが、畳と床板の境界線をはっきりさせ、かつ踏込床の特長も生かすため、床地板を畳面より1㎝ ほど上げた造りにしたり、その板の厚さ分だけ高くしているものです。この場合も奥行きを深めにとることが多いようです。蹴込床の取付方法とほぼ同じですが、前面と後方の根太掛けに吸付き桟を落とし込んで取り付けます。
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