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基礎知識書院の意味

書院の意味

格式ある和室には書院の存在は不可欠です。現在でも地方を中心に、床の間に書院を設けているのをよく見かけます。

書院は床の間や部屋の採光用として有効です。ただし6畳以下の小和室には普通の書院ではバランスが取れません。採光用に書院窓を設けたいなら、丸窓・半月窓・下地窓などを用いて数寄屋風にまとめるといいでしょう。最近ではユニットになった書院を使う例も見られます。後述の取込み書院だと、より光が入ります。

床の間に向かって左側にある書院が本勝手、右側にあるものが逆勝手とされています。