書院窓には通常、上部に書院欄間を付けて下には書院障子と呼ばれるやや小型の障子を建て込みます。1間を4つ割りにして、4本を引き違いまたは引き分けにします。柳格子とも呼ばれ、框・桟・組子は細めで黒塗りにするのが基本。最近の数寄屋風和室では黒塗りにしないことも増えています。竪の組子を細かく入れた竪繁障子を中心に吹き寄せや変わり組障子などが使われています。火燈・丸型・隅切窓の障子や下地窓なども使われます。その場合、書院障子は外側で引き分けにします。
床の間の精神性
床の間の構え
床の間の種類
書院
床脇
床の間の材料
床の間の木割
床の間に使う木材