太格子戸
横格子戸の横の格子子をもっと太くして、間隔をあけて入れたものです。モダンな雰囲気によく似合います。
横格子戸の横の格子子をもっと太くして、間隔をあけて入れたものです。モダンな雰囲気によく似合います。
格子子を横に入れたもの。モダンなつくりや民家に使われます。
見付け1.2㎝程度の細い格子子を筬(おさ)欄間のように見付け幅くらいの狭い間隔で縦に並べ、その裏に障子紙を貼るか、溝を設けて取り外し可能な紙貼りの小障子を嵌め込んだもの。
格子を正方形の枠組みに組んだもの。見付け寸法1寸(3㎝)くらいの格子子を縦7本・横15本入れたもの。上品で和洋どちらにも合いさまざまに使える人気のデザインです。
格子子を2本ずつ吹き寄せにしたもの。
格子子を1〜2本おきに先端を切り落としたもの。
竪格子子を繁く(細かく) 13・15本入れたもので、しっとりした和風の趣きとなります。
細い格子子を縦に7・9・11本、横に格子子のずれを防ぐための貫を3・5本入れたもの。最も標準的な格子戸。
格子子(障子の組子)の見付を太くし、竪に3・5本だけ入れたもの。モダンでシンプルな味わいが特徴です。
格子戸は桟戸の一種です。平安時代後期から嵌め殺し格子戸が利用されるようになり、鎌倉時代になると禅寺を中心に格子戸が普及しました。当時は竹を用材としていたようです。室町時代以降、書院建築の基本となる扉や戸に格子が使用されるようになり、江戸時代になると庶民の家にも玄関格子戸や窓の目隠し格子が普及していきました。各地方にも独特の格子の組み方、デザインが生まれました。
格子戸にも腰板の付いた腰付き格子戸と下の框まで格子が入った水腰格子戸があり、ガラスの入ったものもあります。