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基礎知識障子

簀戸(簾戸)

夏障子・ヨシ障子・スダレ障子とも呼ばれ、夏場の通風が目的です。ヨシや萩、細く割った竹などを編んだスダレを、障子の骨組みの内側に組み込んだ建具です。建具替えにより、夏の間だけ通常の障子と取り替えます。その場合、初夏に夏の建具を入れ、初秋に通常の障子に戻しますが、使わない建具は蔵にしまいます。自然の風から涼をとる和の暮らしを楽しむ知恵が感じられます。

掛け障子(角つの柄がら障子)

数寄屋造りの小窓や開閉する必要のない窓の室内側に取り付ける障子のこと。上の桟は竪框の横に、竪框は下桟の下に角のように飛び出させるので、角柄障子ともいいます。

その他のガラス入り障子

障子の腰上あたりにガラス入りの額縁を嵌め込んだ直ガラス障子・横額入り障子・竪額入り障子。額の中央に引き分けか片引き入りの小障子を設け、開閉できる引き分け猫間障子・片引き猫間障子などもあります。

摺り上げ障子

雪見障子のガラスの内側に、摺り上げができる半間の障子を設けたもの。和室に座った目線を考えておく必要があります。

ガラス入り障子

雪見障子

障子の腰下の部分にガラス戸を嵌め込んで雪景色など外が見えるようにしたもの

その他の組子障子

組子を菱形・麻の葉型・松葉型などの模様に組んだ変わり組障子も。

吹き寄せ障子

竪子または横子2〜3本を等間隔とせずに寄せて組んだ障子。

本繁障子

竪子5・7本、横子15〜17本と竪子・横子ともに繁く入れた障子。桝目が正方形のものが多く見られます。厳格な印象を持たせる場合に使われます。

桝(枡・升)組障子

竪子5本横子11本、組子の目を正方形にした障子。寝室・居間・食堂に隣接した和室や畳コーナーなどによく使われます。桝目を細かくした細桝組障子もよく見られます。

横繁障子

横組障子のうち、横子16〜18本と繁く入れたもの。