近年多く用いられるようになったのが珪藻土です。施工が比較的早いのと保温・断熱・脱臭・調湿・防火・遮音などの機能に優れています。使われ出したころには、繋ぎの問題や下地などの施工の問題が散見されましたが、最近は改善されてきているようで、美しい仕上がりの例も見られます。床の間の壁や腰高より下の壁は擦れて土が剥がれ落ちることがよくあります。これを防ぐため、畳から30㎝高まで昔ながらの和紙張りにするつくりも見られます。
和風住宅の成り立ち
和室の内法
天井の張り方
壁・天井の材料
床材料
障子
襖・軒簾
仕切り戸
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