書院風や書院数寄屋を中心に一 般的に使われている天井です。釣り木で吊った竿縁の間隔は 45 ㎝程度が標準。また、茶室では正方形より横に平らな平竿縁を使います。竿縁を吹き寄せにした仕上げも。普通、竿縁は床の間と平行にし、床の間に向かうのは「床刺し」と嫌われます。竿縁にはスギやツガの柾目の小角材が使われますが、数寄屋風や茶室天井では、スギの磨き丸太、ヒノキの錆小丸太、アカマツや香節の皮付小丸太、錆竹・煤竹・晒竹・矢竹・女竹などもよく使われます。
和風住宅の成り立ち
和室の内法
天井の張り方
壁・天井の材料
床材料
障子
襖・軒簾
仕切り戸
欄間・窓