敷居・鴨居の見付け(正面の寸法)は柱幅の8/10~9/10くらいが基本ですが、柱との納まり方や建具の本数によってもかわり、ややくだけた感じの部屋では柱幅の6/10~8/10とします。畳に接する側は柱の面ぞろ(柱の外側)に合わせ、板(縁側など)に接する側は柱の面内(面取りした内側の線)か面中(面内と面ぞろの中間の線)に合わせます。数寄屋では鴨居を薄くしたり角を刀刃仕上げにしたりするなど、すっきり薄く納める例がよく見られます。
和風住宅の成り立ち
和室の内法
天井の張り方
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欄間・窓